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第22回:『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映会実施報告書の公開

 
 みなさま、ご無沙汰しております。我妻です。

 夏に宮城県沿岸部全市町村のご後援をはじめ、多くの地元の方のご協力のもとに行われた『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映会ですが、おかげさまで事業報告書が出来上がりましたので、ここに公開いたします。(ただし、PDFのアップロードの仕方が分からず、画像での掲載になってしまいましたことをお詫び申し上げます。。ご不便おかけしますが、PDFは現在準備中の作品HPで改めてアップする予定です。)

 「震災から3年を機に、沿岸部全体で被災地の未来について考えたい」
 こうした主旨の元に勢いだけではじめた今回の宮城県沿岸部縦断上映会ですが、上映実行委員の野村一史(大学の後輩)、谷津智里さん(Circuit)、工藤寛之さん(まちかど公共研究所)、富田万里さん(宮城県人会さが)をはじめ、縦断上映をやろうと思わなければ出会うことのなかった多くの人とつながることができました。

 各会場で運営を手伝ってくれた地元の若い方々や、一緒に対談をした地元の文化的団体。上映会に足を運び、多くの叱咤激励をくれた観客のみなさまと、フェイスブックで熱い応援やコメントを寄せてくださった全国のみなさま…。地元白石市での壮行記念特別上映会から、母校東北学院大学での凱旋上映に至るまで、延べ2ヵ月に亘って仲間と走り続けた日々は、僕の一生の宝物であります。

 現在は、実行委員はその役目を終え解散することになりましたが(とはいっても、引き続き身近な相談役としてサポートは続けてくださいます)、沿岸部に撒いた種を大事に育て、いつの日かまたみんなで大きなことができればなあと考えています。そして当面は、この作品を全国の観客に届けるべく、劇場公開の準備を進めて行きます。今後益々忙しくなって参りますが、ブログをお読みのみなさまも、引き続き『波伝谷に生きる人びと』をどうぞよろしくお願いいたします。

 2014年11月30日 ピーストゥリー・プロダクツ 我妻和樹


花
 2014年9月6日(土) 縦断上映最終日の気仙沼にて。 沿岸部に撒いた種がいつか花開き、少しでも被災地を支える文化的活力になりますように・・・。





              ↓↓『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映会実施報告書↓↓



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第21回:今夏『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映会堂々開催!!

【重大発表!!】

震災前の南三陸を舞台にしたドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人びと』ですが、
この夏、宮城県沿岸部での縦断上映会を開催することになりました!!

青森01

会場は、7月27日(日)の山元町を皮切りに、亘理町、名取市、仙台市、塩竈市、東松島市、
石巻市、女川町、南三陸町と交流の深い内陸の登米市、南三陸町、気仙沼の計11会場を回ります。
現在ピーストゥリー・プロダクツ内に『波伝谷に生きる人びと』上映実行委員会を立ち上げ、
実行委員一同忙しく動き回っております。

そしてなんと今回、この縦断上映の関連企画として、7月21日(月・祝)の海の日には、
監督の地元白石市での壮行記念特別上映会(みやぎ・しろいしフィルムコミッション主催)、
縦断上映後の9月20日(土)には、監督の母校東北学院大学での凱旋上映会
(民俗学研究室主催)が行われることになりました。2ヶ月に及ぶ一大イベント、
以下、そのスケジュールを発表します!!


**********


※1.みやぎ・しろいしフィルムコミッション主催
『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映 壮行記念特別上映会
7 月21 日( 月・祝) 白石市中央公民館大ホール
13:30 開場 13:30 開演( 定員200 名)

<宮城県沿岸部縦断上映会スケジュール>
① 7 月27 日( 日) 山元町 山元町中央公民館大ホール
13:00 開場 13:30 開演( 定員180 名)
② 8 月2 日( 土) 亘理町 亘理町立図書館視聴覚ホール
13:30 開場 14:00 開演( 定員100 名)
③ 8 月3 日( 日) 名取市 名取市文化会館小ホール
14:00 開場 14:30 開演( 定員180 名)
④ 8 月9 日( 土) 仙台市 七郷市民センター会議室
16:30 開場 17:00 開演( 定員100 名)
⑤ 8 月10 日( 日) 塩竈市 塩竈市公民館大会議室
13:00 開場 13:30 開演( 定員150 名)
⑥ 8 月16 日( 土) 東松島市 東松島市コミュニティセンター会議室
15:00 開場 15:30 開演( 定員100 名)
⑦ 8 月17 日( 日) 石巻市 みやぎ生協文化会館アイトピアホール(駐車場無し)
13:00 開場 13:30 開演( 定員120 名)
⑧ 8 月30 日( 土) 女川町 女川町総合運動場体育館柔道場
17:30 開場 18:00 開演( 定員100 名)
⑨ 8 月31 日( 日) 登米市 迫公民館大会議室
13:00 開場 13:30 開演( 定員100 名)
⑩ 9 月5 日( 金) 南三陸町 南三陸ポータルセンター交流館
17:30 開場 18:00 開演( 定員80 名)
⑪ 9 月6 日( 土) 気仙沼市 リアス・アーク美術館HV ギャラリー
1 回目 10:00 開場 10:30 開演( 定員80 名)
2 回目 13:30 開場 14:00 開演( 定員80 名)

※2.東北学院大学民俗学研究室主催 講演会&上映会
9 月20 日( 土) 東北学院大学土樋キャンパス 押川記念ホール
13:00~18:00(定員300名/詳細は後日発表)

■入場無料
■当日参加可(先着順に整理券を配布します)
■事前予約・お問い合わせは下記まで
主催:『波伝谷に生きる人びと』上映実行委員会(ピーストゥリー・プロダクツ内)
電話:080-9010-8326 メール:hadenyani_ikiru@yahoo.co.jp
※1.2は別団体主催

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チラシ画像


**********


2011 年3月11 日に発生した東日本大震災の津波により、沿岸部の地域は壊滅的な被害を受け、
人びとのくらしは今なおその大きな影響下にあります。しかし同時に、この3年の間に取り戻したもの、
積み重ねたものの存在も大きく、その意味では、被災地は今新たな地域づくりに向けて、
大きな岐路に立たされているとも言えるのかもしれません。

今回の『波伝谷に生きる人びと』宮城県沿岸部縦断上映会は、この震災3年という節目に当たり、
宮城県沿岸部全体でかつての自分たちの生き方や故郷のあり方を見つめなおし、
新たな地域社会を創造するための一助になればという思いから企画されることになりました。
「波伝谷」という地名が象徴するように、この映画が津波被災地の「未来」に対して
何かしらの方向性を指し示してくれることを信じて、地元で活動する若い人や文化的団体との
交流を育みながら、互いに学びあう機会を創出できればと考えております。

つきましては、今回の縦断上映に対し、いろいろな面でみなさまのご協力を必要としています。
全会場でたくさんの人が集まり、充実した時間を過ごせますよう、是非宣伝に力をお貸しください!
今後もみなさまの応援をよろしくお願いいたします!!

                       2014年7月7日 ピーストゥリー・プロダクツ代表・監督 我妻和樹


<作品紹介>

宮城県南三陸町の海沿いに位置する戸数約80軒の波伝谷部落。
本作は、東日本大震災の津波により壊滅したこの小さな漁村に生きる人びとの、
震災前の日常を追ったドキュメンタリー映画である。
物語は2008年の3月に始まり、漁業者たちの日々の仕事や地域の年中行事、
そこでの多様な人間関係などが、ゆったりとした土地の空気とともに描き出されていく。
過疎化が進みながらも豊かなくらしを育んできた波伝谷の人びとの時間と、
そこに寄り添う作者自身の時間。二つの時間が重なりながら、
物語はやがて2011年の3月11日へと向かっていく…。
 「人が生きている限り、人の営みは続いていく。」
震災前から東日本沿岸部の人の営みを見続けてきた作者が、
震災を経験した日本人に贈る入魂の一作。

ピーストゥリー・プロダクツ製作/我妻和樹監督/2013年/134分


●作品フェイスブック
-- https://www.facebook.com/hadenyaniikiruhitobito

●予告編


第20回:『波伝谷に生きる人びと』九州上映報告(佐賀市・佐世保市)

『波伝谷に生きる人びと』が野を越え山越え海を越え、大空を飛びはるばる九州へと行って参りました!

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今回上映されたのは、佐賀県佐賀市、長崎県佐世保市の2箇所。
佐賀では約70人の観客が、佐世保では約80人の観客が会場をびっしりと埋め尽くし、
どちらも終始温かな笑い声に包まれながら、和やかな空気の中、上映を終えることができました。

「遠過ぎて理解できないんじゃないか」という心配をよそに、僕にとってもスタッフにとっても
予想以上に大反響だった今回の2つの上映会。確かに、自主上映会ならではの、主催者側の思いや
監督の親近感が、観るものに+αの効果をもたらした部分もあったかもしれませんが、
それを差し引いたとしても、多くの方がそこに描かれている何気ない日常、地域のあり方について、
「震災映画」という枠組みを超えて、自分の日々の生活や故郷の姿と照らし合わせながら、
いろいろなことを感じ取ってくださったようでした。
上映後のトークも、みなさん僕の話に真剣に耳を傾けてくださっているのがピリピリと肌に
伝わってきました。なのであまりの充実ぶりに、あとになってビデオカメラで撮影しておけば
よかったと後悔…。実は僕、普段撮影欲が全く無いのです。

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↑↑佐賀市上映会(主催:宮城県人会さが)のチラシ


また、今回は高校生を含め、比較的若い観客の姿が多かったです。
佐賀では何人かの女子高生が観に来てくれていたのですが、終わってから「意味分かった?」と聞くと、
「大丈夫でした」とのこと。その目の輝きや雰囲気を察するに、どうもお世辞ではない様子。
あとで感想を読んだのですが、これまたしっかりした感想を書いてくれてたので驚きでした。
一文だけ紹介すると、「私が想像していたものと違って、とてもすがすがしい映画でした。」とのこと。
ポストカードも買ってくれたので、1セットおまけしておきました。夜も遅かったので、
変な輩に絡まれぬよう家まで送ってあげれば良かったなあとかちょっと思ったり…。

一方、佐世保での上映会に来てくれたとある放送部の生徒たちからは、「ちょっと難しかったです。」
との声も聞きましたが、映画を作るということについて、みんなの前で少しお話しする
機会をいただきました。中にはドキュメンタリーを作ってるらしく、個人的に製作の悩みを
相談してくる熱い生徒も。こんな若造の分際で大変恐縮ではありますが、本当に、若い作り手と話す
貴重な経験となりました。(ちなみにこちらはちゃんと引率の先生がいたので帰りの心配は無し…。)
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↑↑佐世保市上映会(主催:肥前地域文化研究所)のチラシ


そんなこんなで、若い人には「地味な映画」と観られないだろうかと心配していた映画のテイストも、
あとでスタッフの方達に聞いてみたら、柔らかく、「これあるある」的な要素が多くて
非常に親近感をもって観ることができたとのこと。若い作り手ならではの笑いのツボが的確らしく、
みなさん後ろで笑っている姿が印象的でした。笑ってくれるということは、映画を集中して
観てくれてるということでもあるので、作り手としてはその場にいて非常に安心するのです。
中でも成人式のシーンは鉄板で、今回も一番の爆笑シーンでした。

そしてさらに嬉しいことに、上映後の観客の多くから、この作品を「上映したい!」、
「上映してほしい!」あるいは「また観たい!」といった声をたくさんいただくことができました。
実際にどうなるかは分かりませんが、もしかしたらこれは九州でブームが起こるかもしれません。
自分で言うのもなんですが、この映画の宝石箱を散りばめたような構成や、脇役に至るまで
徹底して個性的な登場人物たちの設定を、漫画『ONE PIECE』に例えてくれる人もいます。
観る度に新たな発見があり、おもしろさを増す、そんな重厚な作品に仕上がっております。
そして何故かスクリーンで、たくさんの人と一緒に観るほうが楽しいのです。
とりあえずは今回見逃した方、また観たいという方は、7月の福岡アジア映画祭にご期待ください。

今年の1月に最終的な134分バージョンとして完成させ、南三陸町で上映会を開いて以来、
何かと作品に引っ張られている感がある今日この頃ですが、中でもその発端である今回の九州上映は
僕にとって特別なものでした。これまでも、上映会の度に、映画がラストに近づくにつれ、
製作中のいろいろなことが思い出されて、次第に胸の鼓動が大きくなっていくのですが、
今回は九州に来てからのいろいろな思い出がそれをさらに増幅させ、佐世保上映会では
思わず感極まって泣いてしまうという…。それもやはり、不思議な縁でつながった
宮城県人会さがの富田万里さんとの出会いがあってこそだったと思います。富田さん、
佐賀・佐世保のスタッフのみなさん、そして観客のみなさん、本当にありがとうございました!!


以下、佐賀・佐世保それぞれの写真です。


【佐賀の思い出写真】

写真① 佐賀の会場の観客の様子。
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佐賀の街中では一館だけとなってしまった映画館シアター・シエマにて。


写真② 宮城県人会さがの富田万里さんと。
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3月中頃に連絡をいただいて以来、ずっと応援し続けてくれた富田さん。
今後も交流は続きます。おそらく末永く。...


写真③ 佐賀2日目の夜の懇親会
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この日は日中スタッフ家族連れで「呼子(よぶこ)」という遠く離れた港町までドライブし、
新鮮なイカを食べてきました。休む間もなく夜は飲み会。でも飲み会こそが一番の楽しみです。


写真④ 高級佐賀牛
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正直この一つ前に出てきた豚肉が美味しくて、味の違いが分かりませんでした。貧乏人はもったいない。
なお、この日は僕も宮城県人会さがのユニフォーム「まんずまんずTシャツ」を着用。」
なかなか着心地がいいです。


写真⑤ 富田さんの旦那様と。
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帰りに佐賀駅ではじめてお会いした富田さんの旦那様。佐賀大学の教授でいらっしゃいます。
作品のサンプルを送って夫婦で観賞した後、「この作品ならきっと大丈夫」と
太鼓判を押してくださったらしいです。いかにも素敵なお父さんオーラ全開。


【佐世保の思い出写真】

写真① 佐世保全景
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佐賀での2日間を感慨深く終え、「完全に帰り道だろこれ」というテンションで
電車に乗り到着した佐世保。そこでスタッフ二人の方に迎えに来ていただき、
午前中は佐世保をプチ観光。ここに来たら流石にテンション上がりました。


写真② 七夕に願いごと
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実は直線距離が日本で一番長いらしい佐世保のアーケードには早くも七夕飾りが。
短冊に書いた願いごとは「『波伝谷に生きる人びと』が佐世保全域に広がりますように」。
これが叶ったような気がして、上映後スタッフの方とガッシリ握手しました。


写真③ 佐世保の会場の観客の様子。
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会場の佐世保市民会館集会室。なかなかいい部屋でした。


写真④ 佐賀県立有田工業高等学校の生徒さんたちと。
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偉そうにいろいろな話をさせていただきました。10年後に是非もう一度観てほしいですね。
そのときはどんなことを感じるかな?
ちなみにこちらの高校では、以前榛葉健監督の『うたごころ』も上映したそうです。


写真⑤ 佐世保の愉快な仲間たちと。
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佐世保のスタッフの方々は一体どんな感じだろう?と直前まで不安だったのですが、
最高に楽しい時間を過ごさせていただきました!みんな、また会いに行きます!
ちなみに合言葉は「波伝谷YEAH(イエーイ)!!!」。波伝谷がこんなに好かれるとは思わなかった。


最後になりますが、以下に佐賀・佐世保それぞれの観客の感想を掲載させていただきます。
あまりにも量が膨大かつ濃厚なため、本当に申し訳ないのですが5つずつ抜粋させていただきました。
いずれ機会があればまたすべての感想を掲載できればと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。


【佐賀の上映会の感想】

・私が想像していたものとはけっこう違っていました。とてもすがすがしい映画でした。
波伝谷の人びとのくらしを深く知ることができてとてもよい映画だったと思います。
ありがとうございました。(10代女性)
・震災系、復興!!という感じかと思っていた。しかし、その前の当たり前の日常を感じることができた。
長時間だけど、多くの人に観てほしいと思った。(20代)
・今後かまえずに震災のこと、自分のこと、人間のことを考えられるような気になりました。(30代男性)
・力強くたくましく生活している波伝谷のみなさんが輝いて見えました。現実と真正面から向き合って、
厳しい中にも周囲の人を気遣っている様子が、我が身とあまりにもかけ離れていて
カルチャーショックを受けました。(40代女性)
・溶け込まれた心が、震災後の監督の痛みがすごかったと思います。
今後のご活躍をお祈りします。(70代女性)


【佐世保の上映会の感想】

・波伝谷の人びとの普段の生活がとても身近に感じられました。震災前からの映像が
ずっと映り、最後に震災後の映像が映り、込み上げてくるものがありました。(10代男性)
・日常の気がつかない大切なつながり、絆を残していくことを見つめることができました。
「良い」「悪い」という単純なものでは推し量れない、とても身近な文化・生活を感じました。
「生きる」ということがどれだけ感謝すべきことなのか、波伝谷の方々を見て
いろいろなことを感じることができました。(30代男性)
・日常の大切さを思い知りました。地域の人との関わりの大切さを知りました。
長年受け継がれた地域の団結力もいろいろな面で考えさせられました。
それから、田舎で現役で猟師を続けている父に・・・。父の声が聞きたくなりました。(40代女性)
・今、言葉にならないさまざまな思いでいっぱいです。震災がなかったとしても貴重さは変わらず、
多くの人に観てもらいたい映画でした。(50代男性)
・眠るどころか、感動です。最後まで感動のみ。もっと多くの方々に見せてください。(80代)

第19回:『波伝谷に生きる人びと』上映会inケアハウスやまぶき

事前の告知はしていませんでしたが、去る6月11日水曜日に、
白石市の社会福祉法人伯和会が運営する「ケアハウスやまぶき」にて、
『波伝谷に生きる人びと』の映画鑑賞会が開かれました。
きっかけは3月に行われた白石市での上映会。そこに観に来て下さった
職員の方とのやり取りを重ね、今回の上映が決まりました。

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実は僕、大学3年のときに、こちらの施設と併設する「特別養護老人ホームえんじゅ」で
5日間介護体験実習をしたことがあるのですが、その縁もあって、今回の上映会は
とても楽しみにしていました。一方で、一般向けの告知もしていなかったため、
どのくらいの方が観てくれるか不安でもあったのですが、当日は入居者と関係者を含め
55名ほどの方々が参加。次々と席が埋まる様子を見てほっとしました。

ちなみに会場の食堂は全面ガラス張り。前日に「ヨシズを立てれば十分暗くなるだろう」と
予想していたのですが、当日雨だったにも関わらず、その想定は完全に覆され、急遽ガラス窓に
新聞紙を貼り、スクリーンを物置の中に映すことに・・・。直前までドタバタの状況が続きました。
しかし職員の方々も「せっかくやるのなら徹底的に」ということで、入居者の方々の力も借りながら、
なんとかそれなりの環境で映画を上映することができました。やはり上映会の準備というのは
侮ってはいけませんね・・・。良い教訓になりました。

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そんなこんなで映像はあまり鮮明とはいえず、字幕の字もちょっと潰れて
見づらかったかと思いますが(しかもスクリーンの位置が低いため人の頭で隠れてしまう・・・)、
入居者の方々の集中力には本当に驚かされました。みなさん高齢のため、最後まで残る人は
あまりいないだろうと予想していたのですが、なんと8割くらいの方々が最後まで
真面目に観賞してくれて、僕の最後のあいさつのときにも頷きながら話を聞いてくれました。
2時間14分という長尺に耐え、ぶっ通しで映画を鑑賞するというのもなかなか大変なことだと
思いますが、やはり世代的にも、養蚕や契約講や「ユイッコ」など、自身の実体験に即して
いろいろ共感できるところがあったのだと思います。ましてや白石は山沿いですから、
漁村のくらしにもいくらか興味を抱きながら観てくださったのではないでしょうか。

また、職員の方のご配慮により、午前中には併設している
「デイサービスセンター茶園」でのテレビ上映も行われました。
いろいろ下準備が悪く、職員の方々には大変なご面倒をおかけしてしまいましたが、
おかげさまで福祉施設での上映というなかなかできない貴重な経験をさせていただきました。
機会があれば、是非またこうした形での上映会が開ければと思っております。
伯和会の職員のみなさん、本当にありがとうございました。

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第18回:『波伝谷に生きる人びと』フェイスブック開設と予告編の公開について

桜が見頃の時期も過ぎ去り、いよいよ春真っ盛りです。
『波伝谷に生きる人びと』は3月以来上映はしていませんが、
6月以降は予定も入っており、忙しくなりそうです。
近々情報公開できるかと思いますので、楽しみにお待ち下さい。

さて、3月より『波伝谷に生きる人びと』のフェイスブックを開設しました。
今後細かい情報はこちらのフェイスブックで更新していきます。
(内容の濃いものは引き続きブログでも更新していきます。)
よければ以下をクリックしてページのほうを覗いてみて下さい。

『波伝谷に生きる人びと』フェイスブック


また、映画の予告編も公開し始めました。
予告編を作ったおかげで、映画の雰囲気を感じてもらうことができ、
これを観て問い合わせを下さる方もけっこういらっしゃいます。
上映につなげるため、是非拡散していただけますと幸いです。




なお、今後作品を広めていくに当たり、タイトルに付けていた
「―第1部―」は外すことにしました。もちろん、気持ちの面では「―第1部―」
なのですが、実は現時点で「―第2部―」を意識した撮影は進めていないのです。
(今後震災後に撮影した映像で続編の編集を進めますが、
それが「―第2部―」になるか、外伝のようなものになるかまだ分かりません。)
にも関わらず、半分意地であらかじめ「―第1部―」を付けていたのですが、
それだと1本の独立した作品として見られないこともあるので・・・。

しかし波伝谷の映画をライフワークとして続けていこうという
気持ちに変わりはありません。今は自分の気持ちを整理したり、
力を付ける時期だと思って撮影は進めていませんが、
いつの日か必ず新たな撮影に着手するときは来るかと思います。
それが3年後になるか、5年後になるか、10年後になるか・・・。
それまではあせらずに、今できることを頑張ろうと。
(とりあえず、今の作品の公開と、震災後の映画の編集ですね。)
そのときまで、「―第1部―」は一旦外すことにしておきます。
でも、気が変わってやはり「―第1部―」でないとダメなんだ!となれば
そのときはそのときで・・・(笑)またアナウンスさせていただきます。


余談ですが、4月20日に波伝谷部落では震災後3回目(僕にとっては10回目)
のお獅子さまを迎えました。といっても、現在は波伝谷だけでなく、
もっと広範囲を回ることになっていますが・・・。
3回目ということもあってか、何となく雰囲気も
昔に似たようなものを感じることもありました。
うまく分析はできないんですけど、単に雰囲気に慣れてきただけなのか。
獅子舞を踊る若い人や笛の子どもたちの参加も多く、
仮設に飲み歩く人の姿が少し増えてきたのも印象的でした。

しかしこれからは高台移転や、仮設住宅を出て災害公営住宅に入ったりと、
部落に残る、残らないがはっきりしてくる時期。
それに伴い、従来のコミュニティーのあり方がさらに変わってくると思います。
複雑な変化の中、地域の方々がどのようなことに葛藤しているのかを、
本来ちゃんと傍で見ていないといけないと思うのですが、
波伝谷に関わり続けて10年、僕自身も変化の中にいます。
何度も言うように、まずは今やるべきことをちゃんとやること。
それが次に作品を作る力に、きっとなっていくと思うので・・・。

ブログ第18回写真リサイズ
現在の波伝谷部落の遠景


2014年4月24日(木) 我妻和樹

Appendix

プロフィール

keyakikabuto

Author:keyakikabuto
■ はじめまして、ピーストゥリー・プロダクツの我妻和樹(あがつまかずき)と申します。映画の製作や上映を主な活動としています。
■ 震災前の南三陸を舞台にした長編ドキュメンタリー映画『波伝谷(はでんや)に生きる人びと』(第36回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2014「日本映画ペンクラブ賞」受賞作品)については、フェイスブックでの報告が主となっておりますので、そちらをご参照下さい。
https://www.facebook.com/hadenyaniikiruhitobito

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